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院長のコラム

  • 2025,06,13

    嬉しいです

    先日、15年前の古い歯の被せものを取ってもらったら、長年苦しんでいた、しつこい尾骨の痛みが取れました。

    診療してもらっている最中から、腰の痛みが取れたのは感じていましたが、家に帰る間に、腰がどんどん軽くなっていきました。

    姿勢の悪い状態でスマホを長時間みる悪癖があるので、ストレートネックや体の歪みが原因だと思っていました。

    古い歯の被せ物を取るだけでこんなに楽になるなんて驚きでした。

    腰に拘束具をつけて、尾骨のあたりを刺激する突起でグリグリ押し付けられているような不快な体感で何年も過ごしていました。

    なのに腰がフワフワ浮くような軽やかさ。

    歯の治療をしなければ、悪化してもっと痛くなっていたのかと思うと恐ろしいです。

    被せ物をした当時は目立った症状はなかったので、年月と共に徐々に体を苛んでいったのでしょう。

    すぐに体に影響するのなら、原因を特定しやすいですが、これだけ長い年月をかけて顕在化するとわかりません。 

    今、わかってラッキーでした。

    先の治療してもらったばかりの歯の調整と関係があると思って

    『尾骨が痛む』

    と言ったのに、体に影響している次の歯が、こんなに早く治してくれた訴えてきたのだとは。

    体のメカニズムにただただ、ビックリしています。

    そもそも今回、歯科治療に来始めたのは、変形性膝関節症の痛みをセルフケアでカバーしようと決心した直後でした。

    骨を診てくれたお医者様は

    『筋トレしなさい』

    としか言いませんでした。

    しかし腰や肩の張りを緩めるだけで、膝の痛みが緩和されることに気づき、体の張りや歪みを治そうと思っていたところでした。

    なぜか歯が痛くなり、歯科で治療を受けたら、結果として腰の痛みが取れ、なんと膝の痛みも楽になったという次第です。

    自分が意思決定したことから動き出し、体が声をあげるタイミングの不思議さにいつも驚かされます。

    この歯が治ったらまた、体がどう変化していくのか楽しみです。