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院長のコラム

  • 2022,09,27

    なぜ抜かない、親知らず

    ずーーーと思っているのですが、どうして日本の歯科大学では「親知らずの害」を教育しないのでしょう。食生活が変わり、社会環境が便利になって、体幹を使わなくても過ごせる、いわゆる文明国の人々にとって、ほぼ親知らずは害となります。

    親知らずは、生えるスペースのないところに無理やり生えてくるため(本来、萌得るべきところでないところ)、骨格を歪めているのです。 

    ちなみに、もし、抜歯をすることがありましたら、その前後で首を上下、左右に回してみてください。 ほとんどのケースで、抜歯後の方が首はスムーズに動くようになり、可動範囲も広がります。前屈や後屈でも改善がみられるかもしれません。それはどうして起きるかというと、萌えるスペースのないところに無理やり生えてくるため、頬や舌に異常刺激が加わり、骨格を歪めるのです。一度、試してみてください。